◆【最新】国分寺市の不動産価格は今どうなっている?
― 国交省「不動産価格指数(令和7年8月)」から読む“多摩地区のリアル相場” ―
国分寺市・小平市・国立市など、多摩エリアの不動産価格はどう動いているのか。
国土交通省より2025年11月に公表された 「不動産価格指数(令和7年8月分/第2四半期)」 のデータをもとに、現場で毎日物件を見ているプロの視点から “今の市況をわかりやすく” まとめました。
結論から言うと…
◆【結論】国分寺の相場は「土地と戸建が非常に強い」
そして
「マンションは横ばい~やや頭打ち」 という流れです。
これはこの3年ほど続いているトレンドですが、
今回発表された全国/関東/東京都の数値を見ても 明確に裏付けられています。
◆① 東京都の不動産価格指数(令和7年8月)
(引用元:国土交通省 不動産価格指数)
■東京都の動き(※2010年=100)
- 住宅総合:187.1(前月比+5.5%)
- 住宅地:155.6(前月比+4.1%)
- 戸建住宅:142.4(前月比+7.9%)
- 区分マンション:230.5(前月比+1.1%)
▼ポイント
✔ 戸建と土地が大幅上昇
✔ マンションは多少上がっているが “伸び率は控えめ”
✔ 特に土地価格の強さが際立つ
東京都全体がこの状態なので、23区の波が遅れて到達する 多摩地区(国分寺・国立・小平)も同じ方向性に動く のは自然な流れです。
◆② 国分寺・多摩地区の特徴と相場の関係
国分寺エリアは以下の理由で 「土地の上昇が価格全体を押し上げる」 傾向が強い地域です。
●1. 土地に対する実需ニーズが強い
・ファミリー層が多い
・駅距離がある程度あっても成約する
・建売・注文住宅の需要が常に一定
●2. 建売業者の仕入れが活発
・仕入れ競争 → 土地価格が高止まり
・駅から少し距離があっても売れる
●3. マンションより戸建志向が強い地域性
中央線の利便性 × 生活環境の良さで
中古戸建・土地がよく動く市場。
この背景が、今回の国交省データにもぴったり重なります。
◆③ マンション市場はどうか?
一方でマンション指数は…
- 南関東圏:−0.8%(微減)
- 関東地方:−0.5%
- 東京都:+1.1%(ただし伸び率は小さい)
つまり、
「上がりきった価格帯が限界に近づいている」
という状態です。
✔ 築浅・駅近はまだ強い
✔ 築20〜30年は価格天井感
✔ ファミリー層は“広さ”を求めるが取得が難しい
このあたりが国分寺の現場感にもそのまま当てはまります。
◆④ 国分寺で売却を検討している方へ
今回のデータから読み取れるのは次の点です。
●【土地・戸建】
→ 売り時のタイミングが続いている(2026年も継続可能性)
理由
- 東京都の戸建指数が+7.9% と非常に強い
- 多摩地区は23区よりも波が遅れて到達する
- 建売業者の仕入れが増えている
査定は強気で問題なし。
●【マンション】
→ 過熱感が薄れ、価格は横ばい〜微減傾向
理由
- 金利上昇の影響
- 買い手の所得限界
- 品質差(築年数・駅距離)で“売れ行きが二極化”
売却を決めるなら「条件調整」や「販売戦略の工夫」が重要。
◆⑤ まとめ:国分寺の市場は「土地・戸建>>マンション」
★国分寺周辺の相場の姿はこれです
✔ 土地:強い
✔ 戸建:強い
✔ マンション:横ばい〜やや弱含み
売却をご検討中の方は、
物件の種類と立地で戦い方が大きく変わる時期 に入っています。
◆⑥ カワノ不動産より
国分寺市・小平市・国立市の不動産売却は、
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