✦ 2026年、住宅ローン金利はどう動く?
こんにちは。
国分寺市の不動産専門店 カワノ不動産株式会社 の河野です。
2025年も年末を迎え、
「来年の住宅ローン金利はどうなるのか?」
というご相談が非常に増えてきました。
結論からお伝えすると、
2026年の住宅ローン金利は “緩やかな上昇方向” がメインシナリオ と考えられます。
ただし、急激に上がるわけではなく、
国分寺市・小金井市・国立市など多摩エリアで住宅購入を考えている方にとっては、
2026年前半は依然として“購入しやすい環境”が続く可能性が高い です。
この記事では、2026年の金利予測と、購入判断に役立つポイントを
分かりやすく整理してお伝えします。
◆1. 2026年は「緩やかな金利上昇」が本線
2024〜2025年にかけて、日銀は長く続いた超低金利からの“正常化”へ舵を切りました。
- 物価は2〜3%台で推移
- 賃金はゆるやかに上昇
- 長期金利は1.7〜1.9%付近で推移
この基調から考えると、
2026年の住宅ローン金利もゆるやかに上昇する可能性が高い と言えます。
特に影響を受けやすいのは「固定金利型」です。
金融機関は市場動向を踏まえて、年明け以降に小幅な見直しをする可能性があります。
◆2. とはいえ「急上昇」は考えにくい
2026年にかけての金利動向でもう一つ重要なのが、
急激に上がる可能性は低い
という点です。
理由は明確です:
✔ 賃金と家計はまだ完全回復ではない
→ 急激に上げると住宅市場が止まるため、日銀も避けたい。
✔ 景気は緩やかな回復にとどまっている
→ 金融ショックを起こすような利上げは想定されていない。
✔ 日銀の方針は「段階的」「慎重」
→ 一気に上げる政策運営を否定している。
つまり、
2026年に“買えなくなるほどの金利”になる可能性は低い というのが現実的な見方です。
◆3. 国分寺エリアは2026年も「需要が底堅い」
金利とは別に、国分寺〜小金井〜国立のエリアには
購入を支える特徴があります。
✔ 新宿・吉祥寺・立川へのアクセスが強い
✔ 利便性と住環境のバランスが優秀
✔ 賃貸需要が高く、家賃も上昇傾向
✔ 中古マンション価格は“横ばい〜安定”
多摩エリアは東京23区ほど価格が荒れず、
実需(住む目的)の買い手が多い のが特徴です。
そのため、2026年も
「良い物件は早く売れる」という流れは続く可能性があります。
◆4. 金利上昇期に“失敗しないための3つのコツ”
2026年に住宅を検討する方は、次のポイントを押さえると安全です。
【1】銀行の事前審査は“早めに”
金利上昇局面では、
審査を早めに通す=有利な条件で進められる
という意味になります。
競合する購入者が多い国分寺では特に効果的。
【2】固定・変動は“金利差”より“生活設計”で決める
変動が低いから変動、ではありません。
- お子様の教育費
- 共働きかどうか
- 転職予定
- 将来の収入見通し
こうした要素で、最適なローンは変わります。
【3】総返済額の影響を理解しておく
例えば3,000万円借り入れの場合、
金利が0.3%上がるだけで、
総返済額は150〜170万円ほど増える ことがあります。
ここを理解したうえで「いつ買うか」を判断するのが安全です。
◆まとめ:2026年は「動けるときに動く」年
- 金利は緩やかに上昇
- 急激な上昇は考えにくい
- 多摩エリアは需要が安定し、購入しやすい地域
- 事前審査と計画的なローン選びが重要
2026年は、
“じっくり選びつつ、良い物件に出会ったら動く”
というスタンスが最も合理的です。
カワノ不動産では、
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